
住友建機リサイクル紀行_2026年発刊
山元林業が所在する宮崎県北諸県郡三股町は、宮崎県の南部の都城盆地にあり、町の東部は、鰐塚山地の山裾に包まれている。山が近いだけあり都城地区では昔からの林業盛んな地域で、老舗と呼べるような大手の素材業の方が三股町だけでも数社あるという。その地で親子二代50年続く山元林業の山元隆之代表にお話しを伺うことができた。
「山元林業を創業したのは先代である私の父になります。私の父は、50年ほど前から大手製紙会社系列の事業体の下で、国有林での単価請負の搬出業をしていました。その後私も学校を出て父を手伝っていたのですが、平成11年に国有林が広葉樹を切らない方針になりました。それに伴いお世話になっていた事業体が林業からの撤退を決め、保有していた機械を弊社に譲ってくれ、親子二人で素材生産業をはじめることになりました。その後平成19年に私が跡を継ぎ現在に至ります。

現在社員は私を含め6名おります。最近私は現場に出ず、長男に任せています。5名で現場に入り、そのうち機械を操作するのは3名、あと2名はトラックで搬出作業をしています。所有している機械は、SH120-7が3台(KETO150ECO、オカダハイブリッドバケット)、SH135X-7が2台(南星木材グラップル)、SH135X-6が2台、SH120-5が1台、SH125が1台、SH200-6が1台(松本フェラバンチャザウルスロボ)の計10台です。すべて住友機になります。
昨年度の素材生産実績は22,000㎥ です。今年度も順調ですので、来年度には30,000㎥超えをめざしたいと思っています。
今の人数で目標を達成するためには、より一層の効率化が必要になってくると考えています。今の施業方法は、まず協力業者の方に先行して山に入ってもらい、予定している木をすべて伐倒してもらいます。道のない状態で伐倒してもらっているので、その後弊社のメンバーが道を付けながら木寄せして集材していきます。先行伐倒してすべての木が倒れてからの方が山の地形が見れるので道も入れ易く早く仕上がります。そして山土場に適した場所を見つけ、集材した木を集積していきます。道路が近い現場ではトラックを近くまで入れて搬送していますし、道路まで距離がある場合はトレーラーの置ける場所まで小さなトラックで運ぶ方法をとっています。いろいろなやり方を模索しましたがこの方法が機械を止めることなく、スムーズに仕事ができ最も効率の良い方法だと思っています。
ハーベスタは年間1200時間程度ですが、フェラバンチャは年間1800時間稼動しています。SH200のフェラバンチャがパワーもあり作業効率も高いのでもっと使いたいのですが、山がもたない所が多いので残念です。宮崎では重機を入れられない山があり70年生や80年生の木が多く残っていて、今後はもっと状況が悪くなってくると思います。若い人は架線集材の方法を知らないので、機械にたよることになると思いますが、そのためにも大きい木が伐れる車体重量が軽く、パワーのある機械と、再生造林の省力化を進めるための小型機械の開発もぜひ住友さんにお願いしたいですね。」
引用: 森友vol.16(2024年11月発刊)

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