
住友建機リサイクル紀行_2026年発刊
酒田市は、地理的には山形県の北西部に位置し、庄内平野で育った良質の庄内米と鳥海山の伏流水で作られる日本酒が特産品として有名である。また歴史的には平安時代に出羽国の国府として、あるいは貿易の中継地として栄え、江戸時代に西廻り航路が確立するとその繁栄は「西の堺、東の酒田」と称され羽州屈指の港町として発展した。山形県内でも屈指の林業事業体である有限会社遠田林産を訪問し代表取締役社長遠田勝久氏にお話を伺った。
「まず弊社の概要ですが創業は昭和52 年、法人設立は平成2年になります。社員数は現在35名。このうち30名が1班5名編成の6班体制で素材生産業務についています。施業のテリトリーは酒田市と北隣りの遊佐町です。昨年度の素材生産量は40,000㎥を超えました。あとマツクイムシの防除作業や高速道路建設関連の伐採や河川工事などの取り扱いを加えると50,000㎥ を超えています。機械は、グラップル6台、フェラバンチャ4台、ハーベスタ2台、フォワーダ5台を所有しています。他社製の機械も有りますがここ3~4年は住友建機製だけを導入しています。」

最近住友建機製だけを導入いただいている理由をお聞きしたところ
「どんなに良い機械でも壊れることがあり修理が必要になります。それに素早く対応してくれることが大事なのですが自動車などと比較すると建機を修理できるところの選択肢が少ないと感じています。メンテナンスを考慮して6年前からニッケンさんを通じて機械を購入して面倒を見てもらっています。新しく機械を導入するにあたって、ニッケンさんから住友の扱うハーベスタは北欧製のものが多く油圧配管の作りや油圧量の安定性など他社製のベースマシンと違いかなり良い機械だと勧められたので、とにかく購入しようと思いました。流量がかなり出ているのか玉切り時が今までと全然違ったのでその後は住友の機械だけ購入するようになりました。」
機械化はいつからですか?とお訊ねしたら「正確には覚えていませんが法人化以後ですね。私の祖父の時代は農業と林業の兼業農家でした。現会長である父の時代に林業を専業としてからです。最初に購入したのも住友製の機械でした。性能は今の機械とは比較になりませんが、何でもコンピューター制御でなくアナログでとにかく頑丈でした。修理も自分たちで出来ましたし、どこからかグラップルを持ってきて試行錯誤しながら取付したりとか機械に対する愛着が全然違いました。こうしてみると住友さんとはご縁が有ったのかも知れませんね。」
将来の展望をお聞かせくだい。
「10年後自分たちを取り巻く環境がどう変化しているか全く想像できない時代だと思っています。近隣に大きな工場ができて増産しようとなっているのか現状を維持するのがやっとなのか、どちらにせよ環境の変化に柔軟に対応するだけでしょう。過去には昭和40年代に拡大造林の号令がかかって山で木を伐ったところはすべてスギを植えた のにTPPで外国材が入ってきて値段が下がってしまいそれ以降利益の出ない山は見捨てられて、山が負の財産になってきている現状があります。素材生産業は地域との信頼で成立していると考えています。皆伐、再造林の循環型施業によって山林所有者により多くの利益を還元することを目標として事業に取り組むことで山を守っていけると思っています。」
引用: 森友vol.16(2024年11月発刊)
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