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森友vol.15 有限会社大川林業(熊本県)_2023年11月発刊

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森友vol.15 有限会社大川林業(熊本県)_2023年11月発刊
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有限会社大川林業

100年先を見据えた 林業会社を目指して

 有限会社大川林業は、昭和54年水俣市に於いて設立された。水俣市は熊本県最南端の市であり鹿児島県と隣接している。北、東、南の三方は山に囲まれ緑の多い土地柄であり、西は不知火海に面し天草諸島を望む風光明媚な地域である。二十余年前、福岡で異業種の営業マンであった現社長が、帰郷し会社を継がれることになった。それ以後の大川林業の歩みを大川信也代表取締役にお話していただいた。

 「当時の会社の状況は信じられないくらい酷いものでした。それからは会社を建て直すために無我夢中で仕事をしました。地元に残っていた同級生が、機械屋さんや納品先など仕事に不可欠な業種に就いていて助けてくれました。本当に運が良かったと思います。」
 「機械化は早かったと思います。20年前にプロセッサとグラップルが1台づつ所有しており、当時から全幹集材をして土場で玉切りをする施業方法を採っていました。仕事内容としてはほとんどが主伐です。切捨て間伐もしたことはありますが、皆伐して植林することが正しい林業だという認識でいます。林業機械は40台くらい保有しています。作業班は11班、素材生産高は自社山で80,000㎥ほどです。最盛期で130,000㎥ほど上がった時期もあります。


代表取締役 大川 信也 様

 住友さんの機械はこの2年間で6台導入しました。最初は『住友の機械を買うの?』って言われましたが、購入前にデモ機を2週間借りて、オペレーターが使いやすいので購入しようとなりました。お世辞抜きですごく良い機械です。燃費も他社と比べて良いしメンテナンスに関してはこの2年間で故障していないので定期点検レベルです。」
 住友の機械を気にいっていただいているという、素材生産部統括部長の伊藤雄弥さんからその理由をお聞きした。
 「私が一番気に入っているのは乗った時の快適さですね。ルームスペースも広いですし、総合的にバランスのとれた良い機械だと思います。特に斜面での作業時の安定感は申し分ないですね。弊社の作業員は若い人が多くなってきたので、安全性の高い住友機が安心ですね。林業はきつい仕事だというイメージの中、若い人が入社してくれるのは嬉しいことです。有能な子が多いので、早く私を超えていってくれたら良いなと思っています。」

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熊本県水俣市

 伊藤部長から若い人が増えてきているというお話を伺ったので、大川社長にその秘訣をお聞きした。
 「社員の採用はここ7年くらい募集していな いのですが、毎年入ってきてくれています。友達つながりの入社が多いですね。生活の安定を考慮して、給料を今年から固定給にしました。そのため、かなり経費が上がりました。福利厚生に関しても社員にできる限りのことをしようと思っています。将来に向かって思うことは、現在大川グループ全体で社員は100名弱になります。その中には若い子もたくさんいるので、現在のペースで仕事を続けていくと、植林している木の成長が追いつかず、将来伐る山がなくなってしまうと考えています。次の世代のために山を循環させたい、今居る従業員たちが将来自社林だけでやっていけるような会社を作っておいてあげたいと思っています。」

引用: 森友vol.15(2023年11月発刊)



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