MENU

  1. HOME
  2. PICK UP
  3. 森友vol.15 有限会社中越木材(広島県)_2023年11月発刊

森友vol.15 有限会社中越木材(広島県)_2023年11月発刊

公開日時 : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
森友vol.15 有限会社中越木材(広島県)_2023年11月発刊
SH135X-7 IWAFUJI GP-35B

有限会社中越木材

ふるさとの森と共に歩む

 昭和42年、大手企業で架線技術者として高知県、愛媛県、広島県と移り歩んできた先代社長である中越良生氏により北広島町大朝地区にて中越木材は起業された。その後平成6年に法人化 有限会社中越木材が設立される。平成27年に現社長中越岳士氏が代表取締役に就任し今日に至る。
 「昔ながらの山守に近いですね。」中越社長は自らの仕事をこう表現された。町域の83%が森林の大朝地区の主産業は林業と農業。中国山地を挟んで北は島根県になる。豊な森林資源の樹種は、スギ、ヒノキ、マツなど色々だ。

 「施業は大朝地区が中心の地域密着型です。山主さんからお預かりした山林を、伐って、植えて、育ててという仕事を延々と繰り返し続けてきています。また造林もしていますし、苗が不足していると思えば自社で苗作りに着手しました。」 苗作りに関しては民間で最初に県からの事業支援を受けた事業体であり、民間では最大の事業規模だという。コンテナ苗で、基本的にエリートツリー、コウヨウザンを主力にしているそうだ。
 「森林施業プランナーとして、山仕事を通じてお客様の山の資産価値を高めることが大切だと考えています。樹種の選択も、花粉症を考慮してアレルゲンの少ないものや、成長が早く、手間のかからない樹種を選んでいます。苗は種から発芽させて1年から1年半で山に植えています。当初5年間で5万本の予定を組んだのですが、1年で3万本準備できましたが、伐採した面積には供給できていないのが現況で、必死で増産体制を構築しているところです。今の山作りは手間がかかり過ぎて山主さんにとってビジネスとしての旨みが足りないので林業の構造改革が必要だと考えています。」


広島県山県郡

 有限会社中越木材の社員構成は苗育成担当が3名、伐採、植林担当が3名の 計6名。昨年度の素材生産量は、年間6,000㎥。育林事業では、植林面積が平均で15ha。『いつ高性能林業機械を導入されましたか?また、導入のきっかけは』との問いに、「確か平成25年頃だったと思います。KESLAのハーベスタでした。今も広島県内にバイオマス発電所が増えつつありますが、間伐材をチップ化する中間業者に材を納めているので、KESLAが必要でした。機械を選定する時、耐久性を重視しています。現場で予想外の動きをした時に対応できる力のある機種を選んでいるつもりです。その点住友さんの機械は良いですね。6型のフェラバンチャーや7型のプロセッサーとの相性や足の速さとパワーは申し分ないですね。」

森友15-6_nakagoshi_person.jpg
代表取締役 中越 岳士 様

 会社のモットーや将来の展望をお聞かせください。』の問いかけには
「先代から事業を受け継いだ時、弊社はまだ個人商店だったと思います。家業から企業へと変化させる必要がありました。法人としての価値は、地域社会に貢献できることです。人材育成に取り組むべく、緑の雇用制度に参画し、意欲と能力のある事業体としての団体に認可され、技術の伝承も含めて7名の人材を育成してきました。
 会社のモットーは【ふるさとの森と歩む】です。大朝の森の中で自分たちの仕事をして30年40年50年と経った時によりよいものにしていきたいと思っています。林業は有史以来連綿と続いてきた仕事です。今ある木も100年前、150年前に誰かが植えてくれた木であるという持続可能な林業、日本の林業のモデル地区になるような林業の形を表現したいですね。」

引用: 森友vol.15(2023年11月発刊)



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT

TOP