
住友建機リサイクル紀行_2026年発刊
北但西部森林組合の所在する美方郡香美町は、 県の北西部に位置し、北は日本海に面し、南は鉢伏山、 氷ノ山など1000m級の山岳が連なり急峻な地形を形成している。町の主な産業は農林水産業であり、水産業では関西圏の冬の風物詩である香住港で水揚げされる香住蟹や松葉蟹などのブランドガニと畜産業では国内すべての黒毛和種のルーツである但馬牛(神戸ビーフ)が有名である。
北但西部森林組合は、昭和46年10月に香住町・村岡町・美方町・浜坂町・温泉町の五町の森林組合が合併して設立された。香美町の町域の85%が森林であり、林業に適した土地柄である。年で52年目を迎える北但西部森林組合を率いる代表理事組合長の谷渕 要一 氏に取材のお時間を割いていただけた。

組合が管理する面積は約48,000ha ほどあり、県内でも最大級の規模になります。令和5年現在、組合員数は約6,300名が登録されており、これも県内2位の多さです。施設として本所以外に支所が2か所とチップ製造のバイオマスセンターがあります。素材生産量は例年20,000~25,000㎥の間を推移しており、樹種はスギが80%を占め、ヒノキが20%近く、あとカラマツが少しあります。組合の職員数は、森林技術者が42名、内勤の事務職が14名です。42名いる森林技士の平均年齢は42歳になります。昨年4月には新卒4名を採用しました。その中に大卒の女性が1名含まれ、組合として初めて新卒の女性森林技術者が誕生したと話題になりました。
林産に常時携わる作業班は3班で1班4名の構成で施業しています。高性能林業機械の導入は平成20年頃にプロセッサーが最初です。それから徐々に高性能林業機械を順次導入し、素材生産量も導入以前は10,000㎥を超えることがありませんでしたが、飛躍的に向上しました。現在ショベル系の機械だけで20台ほど所有しています。フォワーダや工場の重機も入れると30台を超えますね。最近は住友建機さんの機械を導入することが多いです。この6月にもSH135X-7 KESLA社のハーベスタを納車いただきました。住友建機さんの機械ばかり導入するのは、機械の性能が高いことは勿論なのですが、きちんとメンテナンスをしてもらえるからです。

林業機械は元値が高いので古い機械でも修理して大事に使っていますが、メンテナンス面から見ると、住友建機販売の代理店である福田建機さんがタイムリーに来てくれて、他社の機械も含めて献身的にメンテナンスしてくれるので、本当に助かっています。なので、今後古い機械が順次住友建機さんの機械に入れ替わっていくと思いますよ。
施業方法として間伐は山主さんの意向があって定性間伐をしています。この地域は山が立っているので、作業道をつけるのも大変ですし、管理している地域の木がだんだん太く重たくなってきているので伐倒も搬出も一苦労です。60年生が平均で100年物の木も結構あります。そこで施業をしているので、うちの技術者は皆優秀ですよ。ここ数年は黒字が続いているので山主さんにも、職員にも還元できています。職員の勤務体制としては土日休みの週給2日制をとっています。固定給プラス出来高の日給月給です。本来月給制が望ましいのかもしれませんがモチベーションを考えて出来高制を採用しています。あと賞与は年3回、決算が良ければ4回になります。
今までは安全に注意して従前からやってき た仕事をやってくるだけでした。ただ今後林業はスマート林業など新しい局面を迎えると思います。それに柔軟に対応していくことが必要になると思っています。」
引用: 森友vol.15(2023年11月発刊)

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