
住友建機リサイクル紀行_2026年発刊
合同会社トップフォレストが所在する宮城県加美郡加美町は、県の北西部に位置し 奥羽山脈を挟んで山形県と接する県境の町である。地方、特に山間部の市町村に共通した問題、若い働き手の流出による過疎化と地域住民の高齢化といった問題は、この地にも存在している。ただ豊かな森林資源に恵まれた加美町は、古くから林業が盛んな土地柄であり現在もトップフォレスト社を含め10社の林業事業体が営業している。
今回トップフォレスト社の代表社員である佐藤良広氏にお話を伺った。
「最初は、父親と二人で二台のトラックで木材専門の運送することから始まりました。いろいろ苦労もありましたが業務も順調に拡大し、23年前、私が32歳の時に有限会社佐藤林業として法人設立に至りました。息子が成人して仕事を手伝ってくれることになり、私の中にずっとあった『山の仕事がしたい。』という気持ちを実現するため、15年ほど前に伐採班を作りました。その後、佐藤林業内で運送部門はトラックの台数は20台を超え、素材生産部門もかなり大きくなってきたので、それぞれの事業に専念するべく、4年前に素材生産部門を分離独立し【合同会社トップフォレスト】として法人化しました。当時社員は運送と伐採を合わせて36名の在籍でした。
トップフォレストの昨年度の素材生産量は10,000㎥ほど、8名の現場作業員が作業班を2~3班に編成して業務にあたっています。自社林は150ha所有しており、それ以外に立木買いもしています。間伐の仕事はあまりありません。ほとんどが皆伐でその後植林する仕事が多いですね。最近の山主さんは、自分の山に興味が無いのか山を売りたい方が増えてきています。樹種としては、ほとんどがスギで、あと少しが雑木です。木材の出荷は石巻や山形の合板工場へ自社便で直送しています。あと地ごしらえの時の枝葉が多いので将来はバイオマス用のチップに利用していきたいと考えています。」

次に高性能林業機械についてお聞きした。
「機械化は12~3年前、当時はお金がなかったので森林組合から中古のグラップルを買ったのが最初です。住友機との出会いは、私の義兄も林業をやっており、その紹介で買うようになりました。現在はキャリアを含めて14台所有しています。油圧ショベ ル系は10台、その半数の5台が住友機になります。住友機は他社製に比べて走行性も操作性も優れていると思います。 燃料タンクや尿素タンクも大きくて良いし、何より燃費がいいのでありがたいですね。 昨年3月に納入してもらったSH135X-7(PONSSE H6)は一番のお気に入りで、お金があったらもう1台欲しいくらいです。速さとパワーがあって、まだ一度もトラブルが無いので最高の機械です。一番若い子に乗せていますが喜んで乗ってくれていますよ。今や高性能林業機械は社員の安全と生産性の向上に欠かせない必須アイテムです。」

将来の展望についてお話をいただいた。
「運送業の方は燃料が高いので苦しい状態が続いていますので、ここ数年は林業ベースの事業展開になるかと思います。先日もPONSSEの作業能力を知っていただいた自治体から指名で直接仕事をいただけるようになりました。国有林の仕事も現在は直ではなく、下請けで入っていますが、将来は直受けのできる事業体になりたいですね。」
引用: 森友vol.15(2023年11月発刊)

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