
住友建機リサイクル紀行_2026年発刊
北はりま森林組合の所在する多可町は、兵庫県のほぼ中央に位置し、平成17年に旧加美町、旧中町、旧八千代町の3町合併によって誕生した。それに合わせ、3町にそれぞれあった森林組合を合併して北はりま森林組合が発足しました。以後、平成19年に加西市森林組合と合併、平成22年に加東市、 平成23年に西脇市への区域拡大が実現して北播磨地域の森林のほぼ全域を区域とする組合に発展している。
組合の区域面積は約62,600ha、そのうち森林面積は約37,000haである。 樹種は多可町の人工林では、ヒノキ72.4%、スギ27.6%の比率になっている。

今回地域林業の担い手として組合を牽引されている、代表理事組合長 中道忠憲様に組合の現況や取り組み、将来の展望などをお話いただきました。
「森林組合の発足以来、数年の間に施業区域は広がりましたが、施業の中心はやはり多可町になります。組合の構成は、正組合員2229名、準組合員304名の計2533名で、1名あたりの森林面積を平均すると1000㎡程度の零細所有者が多いのが特徴です。社員数は、事務系職員15名、正作業員23名、臨時作業員14名、協力事業体18 社。平均年齢は43歳。UターンやIターンのメンバーもかなりいます。製造業からの転身が多いですね。また、兵庫県林業大学校の新卒者など、最近の傾向として、自然の中で仕事をしたいという若い人材が増えてきているのが組合として喜ばしいことだと思っています。

素材生産は、間伐がメインでその生産量は2018年までは年間約15,000㎥ 程度でしたが、高性能林業機械を導入した2019年以降は25,000㎥から28,000㎥と大幅に増加しました。作業班は以前1班4名の6班構成でしたが、この一年はウッドショックを活かすため1班7名の3班体制で搬出を重視して施業しています。
今、保有している林業機械は合計28台、そのうちハーベスタが3台、プロセッサーが1台となります。今回住友建機さんから0.25㎥クラスのKESLAを導入しましたが、オペレーターがデモ機に乗って作業効率の高さを評価しての導入なので楽しみにしています。作業班が安全で楽しく働いてくれる職場環境を作ることが大切だと思っています。現在は月曜だけですが、コロナ前は月曜と金曜の週2回安全朝礼を行っていました。現場も直行や直帰するのではなく、タイムカード制を取り入れています。毎日顔を会わせ、安全の確認やコミュニケーションを図る事が良い仕事に繋がると考えるからです。
森林の零細所有者が多いとお話しましたが、最近は所有者の山への関心が薄れてきているかと思います。山林の地籍調査も遅れていて、境界のはっきりしない地区もかなり有ります。行政から、3年後には組合で地籍事業を進めるよう依頼をうけています。また、平成21年から集約化団地施業への取組みを続けていますが、材価が低迷、横ばいの状況が続く中、 採算ベースとなる機械化効率作業の確立など、課題は山積しています。令和3年までの7年間で20団地の施業を完了しましたが、今後も森林の団地化をさらに進めるつもりです。」
引用: 森友vol.14(2022年11月発刊)

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