
金属リサイクル機械 動画一覧
河川の氾濫を防ぎ、美しい国土を守るために普段の森林整備は欠かせない。水源を守り土砂の流出を防ぐために保安林の整備は、いまでも営々と行われている。作業の中心は、不要な木を間引く間伐である。 「高度成長期に伐採をし、植林したところが、いま間伐の最盛期を迎えている」そう語るのは有限会社萬造寺林業の萬造寺輝男社長である。父の力氏は串木野森林組合・萬造寺林業作業班の班長として、長く林業にかかわってきた。小学生の頃から父親の仕事を手伝ってきた輝男氏は、さまざま職上を経て家業を継ぐこと決めた。
鹿児島県いちき串木野市春日町
社長に就任した後に参加した林業関係者を集めた研修会で初めて会社の利益につながる知識を身につけたという。それまで人手で行っていた伐採から搬出までの作業を、思い切って機械化したのである。機械を導入することで当初負担も大きかったが、売り上げも大幅に増加した。機械を導入して1~3年目から県内で間伐需要が急増したことも幸して売り上げは右肩上がりで推移している。有限会社萬造寺林業は地元でもいち早く機械化を進めたため、それから数年は同業者がたびたび視察に訪れた。
萬造寺輝男社長(中央)と社員の皆さん
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生産性と安全性を向上
その有限会社萬造寺林業が2007年、SH135X(KESLA560SH)を導入した。他社製品の商談も進んでいたところ、デモでSH135Xを借り、ヒノキを1本玉切りしたところで会長(先代社長)が「これを買え!」の一言で導入を即決した。
「立ち木の伐倒、枝払いから測尺・玉切りまでアタッチメントの動きに無駄がなく、誤差もほとんどありません。ショベルも小旋回タイプなので立ち木を傷つけることもなく操作もしやすい」また、間伐材を所定の長さに切る玉切りの際に、チェーンソーで足を傷つけることもあったそうだが、そうした事故もなくなった。仕事量も年々増えているが機械化で対応することで、生産性は大幅にアップ。早めに機械を導入して収益を伸ばし、借入金を減らす経営は順調に進んでいる。引用: 森友vol.1(2009年9月発刊)
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