
金属リサイクル機械 動画一覧
秋田林業の秋田実宣社長は、御年75歳。 経営者でありながら今もなお林業の最前線で 6名の社員をリードし、林業機械を操る技術にはいささかの衰えも見られない。そんな秋田社長は、就林当時を振り返ってこのように語る。 「当時は木の伐採も手作業。幹の直径が1mもある大木を斧で何時間もかけながら伐ったものです」。その過酷な労働環境の改善を図るため、昭和50年ごろから独自に林業の機械化に着手。日ごろから懇意にしていた土木建設機械の販売代理店「株式会社西部」に協力を仰ぎ、自作林業機械の試作を進めた。
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住友建機の機械は 足回りの安定感が抜群
「まずはダンボールで型を取って、それをもとに試作を繰り返しました。西部さんには本当に 苦労をかけましたよ」。まだ林業機械が普及していなかった時代。「そんなものに金をかけるくらいなら集材機でも買え」と、同業者の目は冷ややかだったという。以後、秋田林業を追いかけるかのように林業機械は目覚ましい進化を遂げた。平成20年よりKESLA 560SHを駆使する秋田社長は、住友建機の機械についてこのように語る。「林業機械は足回りの安定感が何より大切です。住友建機の機械は駆動力も強いし安定感は抜群。最近は燃費もよくなったし、ベースマシンも格段に進化した」。とくに最新のKESLA 25SHを導入した際には、枝払いのロスの少なさや信頼性の向上に機械の進化を痛感。年間の生産量も、1万5千㎥から2万㎥に拡大したという。
引用: 森友vol.3(2011年11月発刊)
現在、秋田社長はハーベスタの造材作業を1日に120~130㎥をこなす。その秘訣は林業 機械の進化だけではない。長年の経験により自由自在に機械を操る熟練の技は、まさに匠の領域である。また、技術だけではなく経営術も高く評価されており、平成23年には農林水産祭参加の「徳島県農林漁業優秀経営者選定事業」において、機械化や生産性の向上により林業経営の効率化を図ったとして農林水産大臣より表彰された。 そんな秋田社長を日ごろからよく知る株式会社西部の元下専務取締役は「秋田さんはまさにこの地域の林業の牽引役ですよ」と語る。その言葉にはにかみながら「山主さんと我々が、お互いに潤っていける林業を追求していきたい」と熱い想いを語る秋田社長は、生涯現役を頼もしく宣言する。
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